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【実体験】フリーランス月収35万円達成までの道のり:成功と失敗からの学び

あきよです。

現在のフリーランスの働き方について
どのようにしてキャリアを作ってきたのか?
と聞かれることがあります。

そこで今回、私が突然の失業から始まり、試行錯誤を繰り返しながら月収35万円を達成するまでの道のりを書きました。

成功のポイントだけでなく、直面した壁や失敗も包み隠さずお伝えしています。

最初の不安と焦り、そして一歩ずつ前に進んだ実体験は、これからフリーランスを目指す方へのリアルな参考例となるでしょう。

フリーランスへの突然の転身

フリーランスになるのは、必ずしも自分で選んだ結果ではなく、始めざるを得ないこともあります。

予期せぬ変化が、時に人生最大の転機となるのです。

この記事では、私がどのように一歩を踏み出したのか、そしてゼロからどう始めたのかをお話しします。

予期せぬ転機と自己価値の再考

実は私がフリーランスになったのは、決して計画的なものではありませんでした。

フリーランスになる前の数ヶ月間、起業家Aさんの下で働いていたのですが、思うようなパフォーマンスを上げられず、最終的に事業閉鎖。

突然の失業は、自分の実力不足を痛感せざるを得ませんでした。

翌月からは失業保険しか収入がなく、さらにライティングの学習に大きな投資をしていたため、返済と生活費の二重負担で不安しかなかったです。

目標設定と収入の安定化への道のり

当時「月収30万円」という目標を掲げていたのは、一般的な会社員の給料水準を一つの指標としたからです。

この壁を越えるため、地道に努力を重ねました
その結果、信頼できるクライアントとの関係を築き、現在は月収35万円の安定収入を得ています。

この記事では、ゼロから独立したフリーランスになるまでの道筋を紹介。
私が乗り越えた壁、つまずいた失敗、見つけた突破口まで、リアルな経験を共有します。

正直なところ、安定収入を得るまでの道のりは平坦ではありませんでした。

しかし、コツコツ積み上げる努力は必ず実を結びます。

これからフリーランスとして独立したい方、すでに奮闘中の方にとって、一つの希望となるモデルケースになれば幸いです!

フリーランスへの転身期

2023年1月にフリーランスに転身してから、働き方も生活も大きく変わりました。

食べる・寝る以外は、PCに向かい文章を書く生活。

「失業」という現実と向き合いながら、翌月の生活をどうするか考える日々。
しかし、
悶々と悩んでいる暇はありませんでした。

まずはライティング

ライティングは、ビジネスの基礎。コピーライティングは1億円スキル」という起業家Aさんの助言。

この言葉が私のやるべきことを決定づけました。
迷うことなく、ライティングの道を突き進んだ時期です。

本来ならこの時期は、徹底的な自己分析をすべき時期だったかもしれません。
しかし、実際はそんな余裕はありませんでしたね。

だからフリーランスになった1月の2週目には、案件獲得に踏み出します。
準備不足の不安より、行動の必要性を優先しました。

初めての仕事獲得と収入の現実

クラウドソーシングで最初に獲得した仕事は1本800円
指定された土地の特徴を2,000文字で執筆する仕事でした。

指示を間違えないように、マニュアルをチェックしながら執筆していたら、1日作業していました。
結局、その発注元からは次の仕事依頼はありませんでしたね。

まだ1月は案件に応募数も少なかったことから、初月の収入は合計2,000円程度。

「これで食べていけるのか」

不安に襲われながらも、2月からはとにかく仕事を引き受け続けました。

フリーランスになって4ヶ月目には時給1,000円の継続案件を取れて、月収10万円超。
朝から晩まで書き続けていましたが…

安定とは程遠い状況でしたが、一歩一歩前進する感覚がありました。

成長期:スキルと顧客開拓

フリーランスとしての基盤を固めた後、次なるステップへと進む時期が訪れました。
キャリアの成長期の行動が、安定収入への活路を開いてくれたのです。

新たなスキル習得と仕事の発見

2023年の夏「インスタグラム運用代行」という新しい可能性に出会いました。
SNSインフルエンサーや企業のインスタの代行業務が有望だと耳にしたのです。

そんな時、「リモラボ」というスクールの存在を知ることに。
話を聞くうちに「ここなら確実にスキルアップできる」という確信がありました。

稼ぎが少なかったこともあり、入会を決断するまで一晩悩みましたが、翌日には決心し申し込みを完了。
あのとき、前進する選択をした自分に感謝しています(笑)

リモラボではインスタグラムの運用ノウハウだけでなく、フリーランスとしての心構えも学びました。

安定したフリーランスになるためには、技術とマインドの両面が大切なんですよね。

とくに「クライアントファースト」という考え方が私の価値観を変えました。
「自分の都合」より「相手の成功」を考える姿勢が、信頼関係構築の土台となったのです。

「クライアントを勝たせるにはどうしたらいいか?」
「クライアントが欲していることはなんだろう?」
「他にクライアントの負担を軽減できることはあるか?」

クライアントとの向き合い方が変化し、より深い話や運用上の悩みも共有できるようになりました。

この思考転換が、その後の長期契約獲得にも大きく影響したと確信しています。

成果の兆しと収入の変化

リモラボ入会から3ヶ月目の2023年10月、ついに継続的な運用代行の仕事を獲得することができました。

「クライアントファースト」で業務に取り組んだ結果、2024年1月には思いがけない昇格の声がかかりました。
アカウントディレクターへの抜擢です。

アカウントの全体の方向性や数字管理、投稿作業など、 インスタの運用においてより広い視野でインスタ運用に携わる機会を得ました。

最初は自分が「ディレクター」だという認識が持てず、正直言うとこの肩書きが照れくさかったですね…

実はこのディレクターの経験が、今の私のキャリアにもたらした価値は計り知れません。

さらに同時期に、リモラボのSEO記事作成もスタート。
記事ライティングとSNS運用代行だけで、月15万円の安定収入を確保できるようになりました。

挑戦の道のりで直面した壁と学び

フリーランスとして成長する過程では、華々しい成功だけでなく、乗り越えるべき壁も存在します。
私の場合、大きな失敗というよりも、自分自身との戦いが大きな挑戦でした。

思い描いた収入と現実のギャップ

リモラボでの学びと実践を重ねても、目標としていた月収30万円にはなかなか到達できませんでした。

同期入会者の中には1年以内に達成された方もいて、焦りを感じる日々が続いたのです。

自分なりに精一杯努力をしているつもりでした。
限界まで時間をやりくりして、これ以上は無理だと思い込んでいたんです。

クライアントとの関係は良好なのに、収入が思うように伸びない状況が続きました。

自己認識のズレが最大の障壁

転機は、リモラボのコーチとの何気ない会話から訪れました。

「月200時間以上働いている」

その当時、私の稼働時間は、頑張って月100時間。

ということで「あのコーチと自分とは状況が違う」と思い込み、努力の限界を自ら設定していました。

努力をしないための言い訳が、自己成長を妨げていたんですね。

本当の問題は、よくある時間管理やスキル不足ではなく、「本気の基準」にあったのです。

自分が思う頑張りと、月収30万円以上をクリアしている人の頑張りには大きな差がありました。

この「基準」を持って、月収30万円になるにはもう少し時間を要します。

ブレイクスルー:フリーランスのキャリアを加速させた転機

迷いながらも行動を続けることで、ときに思いがけない転機が訪れるものです。

私の場合も、ある決断が、収入と可能性を大きく広げるきっかけとなりました

生成AIとの出会い

2024年4月、また決断をしました。
リモラボの生成AI講座を受講することに踏み切ったのです。

生成AIについては、以前から興味はあったものの、独学ではなかなか前に進められなかったから。

講座では2人の専門家から直接指導を受け、月2回の集中セッションと日々の課題に取り組みました。

生成AIの基本的な使い方からスタートし、画像生成や、チャットボット(GPTs)作成まで、集中的に学べたことは良かった!

実は、この学びが私の仕事の質を劇的に変えました。

作業効率が飛躍的に向上し、クライアントからの評価も格段に上がったのです。

例えば、SEO記事の構成設計というより上流の業務を任せていただけるようになりました。
執筆だけでなく、記事の全体設計という新たなスキルも身につけられたのです。

思いがけないチャンスとキャリアの急上昇

生成AIの可能性に魅了された私は、リモラボとは別のAIコミュニティにも参加することに決めました

「生成AIをもっと学びたい」

この意欲が新たな扉を開いてくれたのです。
AIコミュニティでたまたま目にした求人に応募したところ、予想外の展開が待っていました。

そのコミュニティの運営企業からは、応募したライター職ではなく、X(旧Twitter)運用代行のディレクターというポジションを提案いただいたんです。

Xは未経験の分野でしたが、これまでのインスタ運用経験と記事構成のスキル、そして生成AIの知識が評価されたようです。

「自分の興味のあることに、経験を存分に発揮できる!」

可能性を信じて挑戦することにしました。
この業務に集中するために、インスタの運用代行とSEO記事作成の仕事は同時にストップ。

両方のチームともに人に恵まれていたので「辞める」と伝えるのは心苦しかったのです。
しかし、フリーランスで高いところを目指す以上、古巣を卒業する機会は誰にでも訪れます。

そうして、2024年9月にX運用代行のディレクターをスタート。

リモラボ入会から1年1ヶ月で、時給が大幅アップし、待望の月収30万円を達成できたのです。

35万円への飛躍

最初は慣れない業務に苦労することもありました。
しかも労働計算してみると、月に200時間以上の稼働

100時間でヒィヒィ言っていた以前の自分では考えられない数字です。
環境の変化が、こんなにも人を変えるのかと驚きました。

さらに、わずか3ヶ月後には時給アップの提案をいただいたのです。

その結果、現在は週休二日制を実現しながらも、月収35万円を安定して確保できています。
フリーランスとしての理想的なワークスタイルに近づいています。

このブレイクスルーの経験から学んだのは、専門性を超えた学びの重要性です。

新しい技術や考え方を取り入れる柔軟性は、フリーランスの市場価値を高める武器になります。

私の場合、SNS運用代行だけでなく生成AIを学んだことで、大きく変わるきっかけを掴めました。

現在の仕事スタイルと収益の基盤

フリーランスになって1年9ヶ月、安定した収入の柱を確立することができました。

収入の安定は単なる数字以上の価値があります。
心の余裕が生まれ、より質の高い仕事ができるようになったのです。

専門性を活かした現在の仕事

現在は月曜から金曜まで、朝9時から夕方19時頃までX運用代行のディレクターとして働いています。

アイデア出しから記事の添削、チームメンバーへの依頼管理、他部門との調整など、多岐にわたる業務を担当しています。

数字の分析や改善提案も重要な役割です。

とくにXというスピード重視の媒体では、情報の鮮度が価値を左右するため、瞬発力が求められます。

速報が入れば即座に記事作成を優先し、通常業務はいったん後回しにすることもしばしば。

このリカバリーに対する、スピードアップが現在の課題で、克服するためにいろいろ試しているところです。

専門性の追求と時間管理の工夫

現在は一社専属という働き方を選んでいます。

「土日も働けばいいのでは?」という声もありますが、私なりの理由があるのです。

生成AIの急速な進化に追いつくためには、継続的な学習が不可欠です。
技術のキャッチアップなくして、担当するメディアの成長はありませんから。

さらにディレクション業務を極めるという目標もあります。

表面的なスキルではなく、深い専門性を身につけたいという思いから、必死に取り組んでいます。

多くの学びと課題に向き合う現段階では、一つのことに集中するという選択が自分には合っていると実感しています。
そのために、仕事を分散するよりも深掘りする道を選びました。

将来的には複数の収入源を持つことも視野に入れていますが、まずは現在の専門性を極めることが最優先だと考えています。

これからフリーランスを始める人へ:成功への3つの鍵

フリーランスとして月収35万円を達成した今、振り返ると明確な成功のパターンが見えてきます。

この道を歩み始める方々へ、私の経験から得た学びをお伝えします。

失敗から学び、成功につながった要素を凝縮した3つのポイントです。

量から質へ:実務経験の積み重ねが基盤となる

第一に、「量」の大切さを強調したいです。

とくに未経験からスタートする場合、スマートな手法だけで高収入は得られません。
多くの案件をこなす覚悟が必要です。

最初は低単価案件でも積極的に受けることで、様々な経験を積むことができます。
この多様な経験が、後の応用力につながるのです。

作業者として様々な仕事に触れることは、将来のスキルの幅を広げます。

「クライアントファースト」の姿勢が信頼を築く

二つ目は、「クライアントファースト」という価値観です。

自分本位の姿勢では、フリーランスとして長く活躍することは難しいでしょう。

仕事をいただけるのは本当に「有難い」こと。
プロとしての謙虚さと感謝の心を持つことは、必須です。

「クライアントの負担をいかに軽減できるか?」
「クライアントに喜んでもらえる事は何か?」

このように常に考え行動することで、「手放したくないフリーランス」になれます。

生成AIの活用で業務効率化

三つ目は、「生成AI」の活用スキルを身につけることです。
これはもはや選択肢ではなく、必須のスキルとなりつつあります。

生成AIは全業種に浸透し始めており、この波に乗れるかどうかが今後の明暗を分けると言っても過言ではありません。

私自身、生成AIを活用することで業務効率が飛躍的に向上し、より高いポジションと収入を獲得することができました。

脅しではなく生成AIは今学んでおかないと、これからはもう埋められない差がついてしまうでしょう。
この記事を読んでいる方には、速やかに生成AIの基礎を学ぶことを強くお勧めします。

フリーランスの道は決して楽ではありません。
しかし、正しい方向性と継続的な努力があれば、必ず実を結びます。

私の経験が皆さんの一助となれば幸いです。