ノマド生活

フリーランスノマドになるには?40代からでも始められる5ステップ

あきよです!

このブログを訪れてくださる方の中には、このような気持ちを抱えている方もいらっしゃるでしょう。

「40代からフリーランスノマドに転身するなんて、本当に可能なの?」
「安定した収入は得られるの?」
「未経験でも始められる職種があるのかしら?」

実は、40代からでもフリーランスノマドへの転身は十分可能です。

必要なのは、段階的な準備と具体的な行動計画、そして自分のスキルを活かせる分野の見極めです。

この記事では、自由な働き方へ転身途上の私の事例をもとに、フリーランスノマドになるための5つのステップと40代にもおすすめ職種について詳しく解説します。

フリーランスノマドとは?

最初に「フリーランスノマド」という言葉について解説します。

欧米では「フリーランスノマド」として働く人が増えていますが、日本ではまだ馴染みのない働き方なんですよね。

これは「フリーランス」と「ノマドワーカー」を組み合わせた造語なのですが、実はそれぞれの働き方は異なります。

フリーランスとノマドワーカーの定義

「フリーランス」と「ノマドワーカー」、似ているようで少し違います。

この違いの理解が最初の一歩です(笑)

フリーランス:
特定の会社に属さず、自分の専門スキルを活かして複数のクライアントから仕事を受ける働き方

ノマドワーカー:
「遊牧民(ノマド)」という言葉が示す通り、場所に縛られず、世界中どこでも仕事ができる働き方。

つまり、「フリーランスノマド」とは、会社に属さず自由に仕事を選びながら、場所にも縛られない生活を送る人たちのこと。

素敵な働き方ですよね!

私自身はフリーランスですが、まだ時間の自由が少ないため完全なノマドワーカーとは思っていません。

そこで「フリーランスノマド」の働き方について見ていきましょう。

フリーランスノマドの働き方の特徴

この働き方の最大の魅力は「自由度」にあります。
時間、場所、働き方…これらを自分で決められるんです。

朝型の方なら早朝に集中して仕事を終わらせ、午後はプライベートの時間。

夜型なら、日中は観光を楽しみ、夜に仕事に取り組む。

デジタルノマドの聖地、タイのチェンマイに行った時は、欧米のクライアントの時間に合わせて、夜中働いている人もいましたね。

でも、この自由には責任も伴います。

仕事の獲得、納期の管理、クライアントとの関係構築をすべて自分で行う必要があります。

フリーランスノマドに向いている人の特徴

ここまで読んでくると「私にできるかな?」「私にも向いているかしら?」と思われる方もいるのでは?

実は年齢なんかよりも重要なのは、以下の特性を持っているかどうかです:

  • 自己管理能力が高い
  • 変化を楽しめる柔軟性がある
  • デジタルツールに抵抗がない
  • 新しい環境や人との出会いを楽しめる
  • 多少の不確実性や変化に耐えられる精神力がある

40代には、若い方にはない強みがあります。
それは経験から培われた判断力や人間関係の構築力

これらって、フリーランスノマドとして活躍する上で非常に価値のある資質です!

そこでここからは、なぜ40代からでもフリーランスノマドへの転身が可能なのか?
その理由を掘り下げます。

40代からでもフリーランスノマドに転身できる理由

「40代だから…」と躊躇していませんか?

実は40代こそ、フリーランスノマドへの転身に絶好のタイミングなんです。

理由はフリーランスの世界では、若さよりももっと重要なことがあるから。

それは「信頼感」です。

40代の強みを活かせる働き方

40代には、20代や30代にはない貴重な財産があります。
それは「経験」「人脈」です。

長年の仕事で培った専門知識、トラブル対応力、人間関係の構築力:
これらはすぐには身につかないし、お金でも買えません。

フリーランスの仕事って、つながりや人脈など人を介していただくことが増えていくから、いい仕事をしていれば、必ずお呼びがかかります。

かの私も低単価フリーランスから抜け出せたのは、SNSのチームや運営を管理していた経験が評価されたときでした。

さまざまな仕事、とくにディレクションやマネジメントの経験は、クライアントとの深い信頼関係の構築に大きく貢献します。

デジタルスキルの習得は年齢に関係ない

「デジタルについていけるかしら…」

このような不安もチラホラ聞きます。
実際、若い人の方が有利ですが、デジタルスキルの習得においては、学習の質が重要です。

今はオンライン学習プラットフォームが充実しています。
パソコンやスマホがあれば、自分のペースで学べますからね。

私が所属するリモラボには、50代の人も少なくありませんし「年齢」は行動できない言い訳に過ぎないとも感じています。

さらに私自身、39歳でインスタ運用代行について学び始めて2ヶ月後には、継続案件を受注しました。

大切なのは一歩踏み出す勇気と継続する力。
この点は40代の皆さんは強いはず!

フリーランスノマドになるための5ステップ

さてここからは、想像を現実に落とし込むための、具体的なアクションを見ていきましょう!

私自身も実践した「5つのステップ」をお伝えします。

ステップ1:自分のスキルの分析とWebの仕事を知る

自己スキルの分析
まずは自分自身と向き合う時間は必須です。

フリーランスで「デジタルの仕事」って、Webライターやプログラマー、オンライン秘書など…たくさんあります。

  • どんな仕事があるのか?
  • どんな仕事ならやれそうか?続けられそうか?

ある程度の目星は絞っていた方がよいでしょう。

もっと手軽にリサーチしたいなら、オンラインスクールのトップページには「適職診断」のような無料で受けられるツールもあります。
(スクールへの勧誘ツールであることはご承知おきください。)

Webの仕事を知る
デジタル系の仕事の種類や仕事内容を知るには、クラウドソーシングサイトで実際の案件や報酬を調査します。

例えば「クラウドワークス」や「ランサーズ」で、自分のスキルに関連するキーワードで検索してみましょう。

そこでヒットした仕事は、マーケットが求めているものです。
市場調査もできて、目指すべき方向を決定するときに参考になります。

ステップ2:必要なスキルを習得・ブラッシュアップする

自分の立ち位置が見えたら、次はスキルアップの時間です。

独学で学ぶ方法もありますが、私は断然スクール派です。
すでにカリキュラムを整えて、ノウハウを効率的に教えてくれるから。

スクールに通うことで、無駄なく学習を進めることができ学びの時間を時短できます。

20代の頃であれば時間や体力に余裕があり、さまざまなことにチャレンジできるかもしれません。

しかし、40代になると時間にも体力にも限りが生じます。

そういう理由で、私はスクールに入って、集中して学び、早いところ実践経験を積みながら実績を作ることを強くお勧めします。

ちゃんとしたスクールであれば、インプット2割、アウトプット8割の比率で、手を動かすことに集中するようにカリキュラムを組んでいます。

提供される動画だけ見ていてもスキルは上達しません。

何よりも大切なのは「アウトプット」すること

スクールで教わった内容(ちゃんと実績が出ていることが前提)を徹底的にやりこむことが、ステップ3で早く結果を出すことにもつながります。

ステップ3:副業から始めて実績を作る

今、本業がある人はいきなり会社を辞めるのはリスクが高すぎます。
まずは副業から始めて、実績と自信を積み重ねましょう。

始め方の例:

  • クラウドソーシングサイト(ランサーズ、クラウドワークス、ココナラ)で小さな案件を受注
  • 知人の小さな手伝いからスタート
  • SNSで自分のスキルをアピール

最初は報酬よりも実績作りを最優先です。
私も最初は実績に書けることを増やすために、時給換算で1,000円以下の案件から始めました。

でも積み上げた実績のおかげで、フリーランスになって3ヶ月後に時給1,200円、月10万円以上を得られる仕事にステップアップできたんです。

これは「私にもできる」という自信とちょっとした心の安定にもつながりました。

大切なのは「完璧を目指さない」こと。
80%できるようになったら次のステップに進みます。
残りの20%は実践の中で磨いていけばいいのです!

ステップ4:継続的な案件を確保する

安定した仕事を得るには、「継続案件」を獲得することが重要です。

一度きりの仕事を繰り返すより、長期的な関係を築けるクライアントを見つける方が、フリーランスノマドとして安定するカギとなります。

継続案件を獲得するコツは、まず仕事の質で信頼を勝ち取ることです。

納期を守るのは当然で、クライアントの期待以上の成果を出し続けると、クライアントはあなたを手放したくなくなります。

次に、コミュニケーションの質も重要です。

単に言われたことをこなすだけでなく、クライアントや彼らのビジネスを理解し、クライアントファーストで行動することは、実はものすごく大切。

「単なる外注先」から「仕事のパートナー」になれば仕事は途切れませんし、報酬アップも期待できます。

私自身、継続クライアントを確保し、毎月の基本収入が保証された上に、仕事開始から3ヶ月で報酬アップのお話をいただけました。

さらに仕事をスタートして5ヶ月後には、タイのチェンマイでノマドワークも実現できたんです!

ステップ5:ノマドワークに適した環境を整える

いよいよノマドライフの準備です!

私のノマド経験はまだ1週間ですが、快適に働ける環境作りは非常に大切だと実感しています。

必要な機材とツール

最低限必要なのはこれだけ:

  • 信頼性の高いノートPC
  • モバイルWi-Fi(または通信量の多いスマホプラン)

あとは、自分の仕事に応じて必要なツールです。

私のおすすめは「ミニマルに始める」こと。
必要に応じて道具は徐々にそろえていけばOK。

フリーランスノマド生活を充実させるコツ

若い時なら安宿のドミトリーでの交流も良いでしょう。
しかし、40代の私には静かなプライベート空間も必要なので、タイでは個室を確保しました。

ただ、一人きりで仕事するだけでは、せっかくの海外滞在がもったいない!

そこで私は、「ノマドコミュニティ」に参加しています。
海外ノマド志望者や実践者が集まるオンラインコミュニティに入り、その人たちと場所と時期を決めて集合します。

私がタイのチェンマイに滞在した際は、日中は集中して仕事をし、夜はコミュニティのメンバーと食事を共にして交流。

初海外でのフリーランスノマド生活は、非常に楽しい思い出ができました。

このオン・オフの切り替えが、ノマド生活を充実させる秘訣でもあります。

さらにノマドワーカーがいるところには、コワーキングスペースも充実。
仕事の効率アップだけでなく、出会いの場としても機能しているので、積極的に利用したい場所です。

正直、まだ完全に時間の自由はなく、観光よりも仕事中心の滞在になりましたが、「現地で会える人がいる」という安心感は、新しい場所へ踏み出すモチベーションになります。

おすすめノマドワークできる場所

世界規模でノマドワーカーは増えていることから、国内外問わず、働きやすい環境が整ってきているようです。

国内:

  • 沖縄:温暖な気候とコワーキングスペースの充実
  • 福岡:交通の便が良く、コスパも高い
  • 軽井沢:夏の避暑地として最適

海外:

  • タイ・チェンマイ:コスパ良く、コワーキングスペースやカフェも充実。日本から時差2時間
  • インドネシア・バリ島:世界的なデジタルノマドの聖地
  • マレーシア・クアラルンプール:英語が通じやすく生活コストも手頃

いきなり長期滞在ではなく、私のようにまずは1〜2週間の「お試しノマド」から始めるのがポイントです。

ぜひ、おすすめの国や場所があったら共有してください。

未経験でも始められる40代女性におすすめのフリーランスノマド職種

とはいえ、「でも、私には特別なスキルがないし…」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。

実は特別な資格や専門知識がなくても、始められる仕事はあるんです。

今回は未経験でも始められる3つの職種をご紹介します。

オンライン秘書

オンライン秘書(バーチャルアシスタント)は、未経験からでも始めやすく、オンラインで仕事をする現代で需要が増えている仕事です。

主な仕事内容:

  • メールの返信代行
  • スケジュール管理
  • データ入力・整理
  • 簡単なリサーチ
  • 会議の議事録作成
  • SNSの運用代行

これらのほとんどは、多くの40代女性が会社勤めの中で自然と身につけてきたスキルです。

特に几帳面さや細部への配慮、マルチタスクのスキルは、年齢を重ねた方が強みになることも!

始め方:

  • クラウドソーシングサイトでバーチャルアシスタント案件を探す
  • SNSで発信して自分のサービスをアピールして、案件を獲得

SNS運用代行

SNSの普及で需要が高まっている職種です。
企業のSNSアカウントの投稿作成や返信対応などを代行するお仕事です。

主な仕事内容:

  • 投稿文の作成
  • 画像の選定・加工
  • コメントへの返信
  • フォロワー対応
  • 数値の分析レポート作成

はじめはInstagramやXの投稿作成や運用に戸惑うかもしれません。

しかし投稿作成のフェーズから、指示出し(ディレクション)やマネージャーなどのチーム運営にステップアップすると、過去の部下の育成やマネジメント経験が活かせます。

始め方:

  • 自分のSNSアカウントを育てて実績を作る
  • 無料や格安でお試し代行を提案してみる
  • オンラインの勉強会やコミュニティに参加して知識を深める

オンラインコーチ・コンサルタント

これまでの人生経験そのものが価値になる職種です。
とくに40代は、若い世代には持ち得ない貴重な経験を持っています。

可能性のある分野:

  • 子育てアドバイザー
  • キャリアコーチ(転職・キャリアチェンジの支援)
  • ライフオーガナイザー(整理収納や時間管理のアドバイス)
  • 趣味を教える(料理、手芸、ガーデニングなど)

自分にとっての当たり前が、誰かにとっての憧れや学びたいことかもしれません。

始め方:

  1. 自分の強みや経験を棚卸しする
  2. オンラインで教えられる形にまとめる
  3. ココナラなどのスキル販売サイトで少額から始めてみる

どの職種も、始めは小さな一歩から。
完璧を求めず、失敗を恐れず、まずは行動し、実績を作り、信頼を構築していくことが大切です。

まとめ:40代からでも始められるフリーランスノマド生活

ここまで読んでくださったあなたは、きっと新しい一歩を踏み出す準備が少しずつできてきているはずです。

フリーランスノマドという働き方は、決して若者だけのものではありません。

むしろ40代だからこそ活かせる強み、40代だからこそ実現できる充実感があります。

この記事でお伝えした「5つのステップ」を振り返ってみましょう:

  1. 自分のスキルと市場価値を分析する:あなたの経験は、思っている以上に価値があります
  2. 必要なスキルを習得・ブラッシュアップする:完璧を目指さず、まずはアウトプット
  3. 副業から始めて実績を作る:リスクを最小限に抑えながら自信をつける
  4. 継続的な案件を確保する:安定収入の基盤を作る
  5. ノマドワークに適した環境を整える:場所にとらわれない働き方を実現

そして、未経験からでも始められる職種として「オンライン秘書」「SNS運用代行」「オンラインコーチ・コンサルタント」についてご紹介しました。

最後に大切なのは「行動」です。
どんなに素晴らしい計画も、一歩を踏み出さなければ夢のままで終わってしまいますからね。

だから、今日からでもできそうと思ったことを、まず24時間以内に1つやってみてください!
このアクションがあなたの未来を変えることになるかも!?

最後に:
私は41歳でフリーランスノマドの道を歩み始めました。
そして、2025年6月には、ブルガリアのバンスコのノマドフェスにいくのを目標にしています。

フリーランスになったばかりの2023年1月には、想像もできなかった夢。
今年はもう実現できるところまで来ています。

いつかあなたとも、世界のどこかで仕事しながらお会いできるのを楽しみにしています!